メインページへ戻リます
お知らせ
これからの予定
牧師のページ
教会案内
活動案内
説教集
教会での結婚式
教会への地図
リンク集

その5  アビシャグ選定の秘密・・・


『列王記』には、年老いたダビデ王に対し、献身的に働く若い女性が登場している。

"彼らは美しい娘を求めてイスラエル領内をくまなく探し、シュネム生まれのアビシャグという娘を見つけ、王のもとに連れて来た。この上なく美しいこの娘は王の世話をし、王に仕えたが、王は彼女を知ることがなかった。" (上1:3〜4)

ダビデ王の側近たちが、王のために探し求めたのは、美しい女性だった・・・。

"美しさ"による選定とは、まさしく人間的な発想といえる。以前、若き日のダビデ王が人妻バト・シェバを欲したのも、水を浴びている彼女の裸体の美しさであった(サムエル記下11:2)のだから・・・。 

しかし主による選定とは、見た眼による美しさではない。かつて祭司サムエルが、次期王位に就く者を捜し出そうとした時、主は彼にこう言われている。

"容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。" (サムエル記上16:7)
 
シュネム出身の女性アビシャグは、その美しさゆえに、反逆者ハギトの子アドニヤから求婚されてしまう(列王記上2:17)という災いを招いた。また、かつて美しかったダビデ王の妻バト・シェバからも、夫ダビデの世話をする小娘アビシャグを、嫉妬心をもって見ていたかもしれない(列王記上1:15)。ましてやその娘が、息子ソロモンにも仕えようとすることに抵抗を感じたのではないだろうか。バト・シェバがアビシャグをアドニヤの妻にしようと試みた理由には、そのような心情もいくらかあったように思われる。
 
されど、そのアビシャグの美しさには、もうひとつの側面がある。それは"処女性"(列王記上1:2)である。ダビデ王に仕えた後も、アビシャグはその処女性を保っていたのである(列王記上1:4)。
 もっとも心身ともにピュアで、主の御心にもかなった"美しき女性の代表"とは、若き日のイエスの母マリアであろう(ルカによる福音書1:34)。


© Roppongi Lutheran Church, JLC
Please send web-related questions to the webmaster.
This site is designed and hosted by Educyber, Inc.